お墓参りにお供えするお花の選び方とは?使ってはいけない花はある?

仏花 選び方1

お墓参りをする時に、欠かせないお供え物として「お花」が挙げられます。

お墓など供養に使う花は「仏花」とも呼ばれ、お仏壇やお墓にお供えをすることでご先祖様に対しての感謝や祈りを捧げるものです。

地域などによってはお花以外をお供えとすることもありますが、お花を選ぶ時のルールなどはあるのでしょうか?

今回は、お墓参りにお供えをするためのお花の選び方について紹介していきます。

目次

お墓参りでお供えするお花の意味とは?

宗派などによっても微妙に異なりますが、基本的にはお墓参りでお供えをする花に関してのルールというものは明確な線引きなどが存在していません。

一般的に多く飾られるお花としては「菊の花」が挙げられますが、菊の花がお供えに多い理由としては、季節を選ばず購入しやすかったり、菊の花そのものが長持ちしやすいという特徴や、花言葉である「冥福を祈ります」という意味が含まれているということがあるからだとされています。

もちろん、お墓参りでお供えをする花は「故人への冥福を祈る」という先祖供養の意味も含まれているので、菊の花を取り入れることも良いでしょう。

菊の花も色は複数あるので、色違いの菊の花を組み合わせてお供えをされていることも多いです。

お墓参りに使ってはいけない花はある?

お墓参りに使用する花には、あまりルールや制約などはありませんが、一般的な通例としてお供えするには向かないと言われている花も存在しています。

参考までにご紹介しますが、最近は自由に選ぶ風習が広まってきています。

棘のある花(バラやアザミなど)

バラやアザミなどのトゲのある花を供えても問題はありませんが、お供えするときに、ご自身が怪我をしたり、 他の参拝者の方、墓地や霊園管理者が花の片付けをするときにもケガをしないように配慮が必要です。

毒性を持つ花(彼岸花やスイセンなど)

一見綺麗な花でも、中には毒性を持っているものも存在しています。

代表的な毒性の花が彼岸花(アルカロイドと呼ばれる毒が20種類以上も含まれています)やスイセン(シュウ酸カルシウムと呼ばれる自然毒が含まれています)などです。

こういった毒性のある花も、取り扱いそのものにリスクがあったり、ご先祖様に毒のあるものをお供えすること事自体が間違いであるとされています。

※お彼岸という言葉があることから、彼岸花はお供えをするのに良いと思われる方もまれにいらっしゃいますが、彼岸花はその特性を利用して昔の土葬などの際にお墓が荒らされないように、植えて使用されていたものであり、現在ではまず使用されません。

お墓参りにお供えをする花の色はどんなものが良い?

仏花 選び方1

お墓参りでお供えをする花は、一般的にはカラフルな組み合わせを作って飾られることが多くなります。

多すぎる色は別ですが、5色ほどでバランス良くお供えをするのは全く問題ありません。

また、お花が持つ意味や、色そのものが持つ意味などを考慮してお供え用に花選びをすることもあります。

花がもつ花言葉の意味で決める

お供えをする花は、あくまでもご先祖様へ捧げるものですから、メッセージ性を持たすこともあります。

冒頭で紹介した菊の花であれば「冥福をお祈りします」というような意味があるように、メッセージとして「花言葉」を重視することもあります。

色が持つ意味で花を選ぶ

花言葉は聞いたことがある方も多いですが、色が持つ意味は一部の人にしか知られていません。

聞き慣れない言葉ではありますが、「カラーセラピー」という文化があり、色が持つ意味などを細分化する考え方があります。

例えば、コーラルピンクには「魔除けや子孫繁栄、安産」をイメージさせるなど、様々なものがあります。

あまり一般的ではありませんが、お墓参りにお供えをする花には、こういった選び方もあります。

ご先祖様が好きだった花や色から選ぶ

お供えとして飾るお花を選ぶ時には、亡くなった故人を含めたご先祖様が好んでいた色を中心にして選ぶこともあります。

前項で紹介したお花の選び方は、あくまでも先祖供養をする側の視点になりますが、ご先祖様への供養を先に考える場合には「ご先祖様が喜ぶお花」を選ぶという方法もあるのです。

むしろ優先順位としては「ご先祖様へのお供え物である」ということから、お花を選ぶ時にはご先祖様が好きだった色や花の中から、お供えに向かないような花を除外していく、という順番が自然だとも言えます。

お供えをする花のバランスには気を付ける

お墓参りでお供えをする場合のお花は、バランスにも気をつけることが通例です。

お花を挿せる水差しの大きさなどは各お墓によって大きさなども変わって来ますが、スカスカになりすぎても、一杯になりすぎても見た目からして印象が悪くなります。

お墓参りでお花を供えるのは一般的ですが、あくまでも「ご先祖様への感謝や冥福を祈るために」という前提を忘れない心が大切です。

すなわち、お墓を掃除するのと同じように、綺麗に飾ってあげることが一番優先すべき供養になります。

お供えをする花の本数に決まりはある?

仏花 選び方1

一般的なお墓にはお花を立てる場所が正面に2つあります。

お墓参りではお供えをするお花の数は、この花立て1つにつき、奇数の本数にするという習慣があります。(3本や5本や7本など)

なぜ奇数なのか?という理由には諸説はありますが、奇数は割り切ることが出来ない数字であり、縁起が良いものであるという考え方が古代中国ではあったそうです。

遺族などの縁を割り切ることがないという意味も込めて、お花を飾る本数は一つの花立てに奇数ずつ、というのが慣習となっているのです。

複数人でお墓参りをする場合にお花を選ぶ注意点など

近くにお墓があり、頻繁に通える場合はあまり気にしなくてもよいですが、年に1回など親戚同士などが集まってお墓参りをするときには、お花を選ぶポイントやマナーもあります。

まず、自分よりも年上の方が準備されているお花よりも高価な花を用意しない、というのは共通したマナーでもあります。

特に年配の方はこういった部分を気にすることもありますので、あまりお墓参りの経験がなかったり、お花の準備が分からない場合には、事前に一緒に行く親戚の方などに相談しておくと、無用なトラブルは避けられます。

他にも、お墓の場所にもよりますが、管理霊園などの場合、生花は散って汚れたりするという理由でお断りされていることもありますので注意しましょう。

本質的な先祖供養やお花を供える意味を考えると、生花がNGというのはどうなのかな、と思ってしまうものですが、そこはしっかりとルールを守るべき所です。

その代わりに仏花としてお仏壇のあるお家などに行って、綺麗な生花を飾ってから、しっかりと供養してあげると良いですね。

お供えのお花に迷ったら専門の業者に相談する方法も

ここまでは一般的なお墓参りに関するお花の選び方やマナーなどを紹介してきました。

ここで簡単に主なポイントを一緒に振り返ってみましょう。

<お墓参りにお供えをする花の色>

一般的にはカラフルな組み合わせを作って飾られ、5色ほどでバランス良くお供えをするのは全く問題ない

<お墓にお供えをする花の本数>

花立て1つにつき奇数の本数にするという習慣がある(3本、5本、7本など)

<お花の選び方と注意点>

  • 花が持つ意味は「花言葉」で決める
  • 花の色が持つ意味で選ぶ
  • ご先祖様が好きだった花や色から選ぶ親戚同士などが集まってお墓参りをするときには、自分よりも年上の方が準備されているお花よりも高価な花を用意しない
  • 墓の場所によっては生花がNGの場合もあるため注意が必要

お花の選び方、飾り方や種類などは宗派はもちろん、地域の特性が強いという側面も持っています。

もしもお供えをする花の選び方に迷ってしまった場合には、仏花などの専門業者に相談しましょう。

お花は配送なども可能なものですから、家族などに相談して予算や内容を決めた上で専門の業者に相談すれば、最適なお供え用の花を送ってもらえます。

お墓参りにお供えをする花は先祖供養のための大事なポイントの1つです、ぜひしっかりと準備をした上で、ご先祖様を供養してあげてくださいね。

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