ペットの死の受け止め方や供養とは?スピリチャル的な意味と立ち直る対処法も解説

ペットの死 供養 スピリチュアル1

最愛のペットが亡くなったとき、あなたはそれをどう受け止めますか?

なかなか受け入れることができず、食事も喉を通らなくなってしまう方もいらっしゃいますよね。

家族同然だったペットを亡くし悲しみに暮れるのは仕方ないこと。

でもペットの死の意味がわかれば、少しは救われるかもしれません。

そこで今回は、ペットの死や供養についてスピリチュアル的な意味や、悲しみから立ち直る対処法を紹介していきたいと思います。

目次

ペットの死のスピリチュアル的な意味

ペットの魂も人間と同じように成長を目的として輪廻転生を繰り返していると考えられています。

そのためペットが旅立ちを迎えたのは、飼い主との学び、また、役目を終えたというとらえ方もできるのです。

ペットはあなたを幸せにする役目があるスピリチュアルパートナーであり、魂で出会う約束をしてあなたのもとにやってきました。

実際、元気になったり、家族の仲が円満になったというような、たくさんの幸せを感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ペットは、自分がいなくても大丈夫だと思う頃、安心して旅立っていくそうです。

また、自分の命をかけてでも飼い主を守るという不運を祓う役目もあります。

もしかしたら、目を離したすきにペットが命を落としてしまったり、病気によって亡くなってしまった場合には後悔が残ることでしょう。

そのようなときには、寿命などの場合もありますが、実はあなたや家族が被るはずだった悪い運気をペットが背負い、身代わりになったということもあるそうです。

飼い主の方にとっては悲しい出来事ですが、ペット側からすると、それが飼い主への愛情であり、守る役目を果たすことができて本望ということなのでしょう。

辛く悲しいペットとのお別れから簡単には立ち直れないと思いますが、スピリチュアル的な意味をくみとることができれば、心が少し楽になるのではないでしょうか。

そこまでしてくれたペットのためにも、少しずつ未練を手放して強く生きていきたいものですね。

ペットの死後はどこに行くのか?

ペットの死後の世界については、意見が色々とあるようですが、ひとつには「虹の橋」に行くという考え方があります。

ペットを亡くした方にとっては、有名なお話かもしれませんね。

そもそも「虹の橋」は、作者が不明の詩ですが、多くの人の心の支えや癒しとして世界中で愛されています。

「虹の橋」は、亡くなったペットが、飼い主さんを待っている場所として考えられ、宗教的な意味合いは特にありません。

天国の手前に「虹の橋」という7色の綺麗な橋があり、たくさんの仲間達や、光、水、食事などがあって心地よく暮らしています。

ただ自分を愛してくれた人と会えないことだけが寂しいこと。

そんなある日、久しぶりに飼い主さんと再会して一緒に「虹の橋」を渡って行くという内容です。

また他には、「動物界」という動物の魂だけが集まっている世界があると考えられています。

ペットの魂はまだ成長過程にあるため、人のように成熟し進化した魂が集まっている「霊界」には行けないとか。

「動物界」には世話をするための指導霊がいて、ペットたちは毎日楽しく過ごし、再びこの世に戻る日や飼い主さんがやってくる日を待っているともいわれているそうです。

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成仏してもらうための供養の考え方

可愛がっていたペットが亡くなったら、本当に辛くて悲しいですよね。

それでもペットのためには、どんなに辛くても、自分を責めたり、いつまでも嘆き悲しむのはやめた方がよいでしょう。

なぜなら、あなたを心配するペットをこの世に引き留めてしまうことになってしまうからです。

愛するペットには、安心して成仏して欲しいですよね。

飼い主の方が前向きな気持ちになってくれることで、安らかに天国へ行くことができ、それが供養となります。

そして時間が経って落ち着いてきたら、できるだけ話かけたり思い出して、ペットを安心させてあげることが最高の弔いとなるでしょう。

大切なのは感謝の気持ちと愛情を送り続けてあげることです。

ペットの死後に届くスピリチュアルなメッセージ

亡くなったペットが夢に出てくることはありませんか?

飼い主の方に伝えたいことがあるとき、夢に現れメッセージを届けにくるそうです。

ただし、夢は脳と深く関係していて、ペットに会いたいと強く思い続けていると、記憶が呼び起こされて夢に反映されているという場合も多いとか。

もし、同じ内容やシチュエーションの夢を何度も見る場合は、何かを伝えたがっている可能性があります。

「笑ってほしい」、「元気になってほしい」など、伝えたい内容はさまざまだと思いますが、多くのペットが、大切にしてもらったことに感謝を伝えたくて夢に出てくることが多いようです。

さらに具体的な映像として、どこかのご家族のペットとして生まれ変わって一緒に過ごしている夢を見る場合は、転生したサインの可能性があるそうですよ。

このような感覚には個人差があるので、もし夢に出てこなかったとしても落ち込むことはありません。

混乱させないようにと夢に出ないようにしているペットも多いそうですから、深く考え過ぎないようにしましょう。

ペットの死から立ち直れないときの対処法

ペットの死から立ち直るには、かなりの時間がかかることもあるでしょう。

ここでは立ち直るための対処法をご紹介します。

ただし立ち直るまでの時間には個人差がありますので、無理をせずゆっくり進んでいきましょう。

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感情のままに思いきり泣く

ペットを失って悲しみにくれている人の多くは、亡くなった現実を受け入れることができずに、つらい気持ちを閉じ込めてしまうそうです。

そんな閉じ込めていた感情を開放するためには、泣くことがとても効果的。

我慢せずにたくさん泣いたことで、立ち直るきっかけになったとおっしゃる方が多いとか。

思い切り泣くことで、悲しみにふさがれた心が癒されやすくなるといわれています。

泣いてはいけないと感情を無理に押し込んでしまうと立ち直れない状態が長引いてしまうため、亡くなったらまずはしっかり泣きたいときに思いっきり泣くことが大切です。

十分にペットの死と向き合い、しっかり悲しんだ後には、時間が経つことで少しずつ前向きになれるでしょう。

しっかり供養して感謝する

ペットの死から立ち直るためには、しっかり供養することが大切です。

火葬、納骨などのお別れの儀式を行ったことで、死を受け入れることができ、気持ちに区切りがついたという方が多いようです。

火葬後の遺骨はペット霊園などのお墓や納骨堂へ納骨、自宅の庭へ埋骨、海など自然へ還す散骨などの方法があります。

また、骨を骨壺に入れてご自宅で保管する手元供養をする方もいらっしゃいますが、そばに感じられるメリットがある反面、なかなか気持ちを切り替えにくいということもあるようです。

供養の方法はさまざまだと思いますが、いずれにしても写真を飾るだけでも構わないので、供養する場所をもうけてお花やお水、大好きだった食べ物などを供えましょう。

そして、幸せだった思い出に感謝し、近況を話してあげることをおすすめします。

そうすることでペットの死を受け入れることができ、徐々に自分の感情をコントロールできるようになるそうですよ。

亡くなったペットも、話しかけたり思い出してあげることで喜んでくれるのではないでしょうか。

同じ経験をした人と話しをする

誰かにつらい気持ちを話すことも立ち直るために効果的とされています。

できれば同じ経験がある人に話すことが一番ですが、難しいときには家族や友人、同僚などに話しを聞いてもらいましょう。

聞いてもらうことで気持ちが軽くなったり、気持ちが紛れたり、考えの整理にもつながります。

さらに同じ経験をした人と話すと、悲しみを共有でき孤独ではないと感じられるでしょう。

もし話せる人がいない場合は、インターネットのSNS上で匿名で投稿するということもできます。

悲しみを共有できる場があれば、辛いのは自分だけじゃないんだと思えて気持ちが楽になるかもしれません。

まとめ

ここまで、ペットの死や供養についてスピリチュアルな意味や、悲しみから立ち直る対処法をお伝えしてきました。

最後に一緒にポイントを振り返ってみましょう。

【ペットの死のスピリチュアル的な意味】

ペットの魂も輪廻転生を繰り返していると考えられているため、旅立ちを迎えたのは、飼い主との学びや役目を終えたというとらえ方もできる

【ペットの死後はどこに行くのか?】

天国の手前にある「虹の橋」、または動物の魂だけが集まっている「動物界」へ行くという考え方がある

【成仏してもらうための供養の考え方】

飼い主の方が前向きな気持ちになってペットを安心させてあげることが供養となる
大切なのは感謝の気持ちと愛情を送り続けてあげること

【ペットの死後に届くスピリチュアルなメッセージ】

同じ内容やシチュエーションの夢を何度も見る場合は、何かを伝えたがっている可能性がある
多くのペットが大切にしてもらったことに感謝を伝えたくて夢に出てくることが多い

具体的な映像として、どこかのご家族のペットとして生まれ変わって一緒に過ごしている夢を見る場合は転生したサインの可能性がある

【ペットの死から立ち直れないときの対処法】

  • 感情のままに思いきり泣く
  • しっかり供養して感謝する
  • 同じ経験をした人と話しをする

悲しいお別れであっても、幸せな思い出や経験をくれたペットに感謝し、安らかに成仏することを祈って供養してあげたいものですね。

この記事がペットの死の捉え方について少しでも参考になれば幸いです。

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