先祖供養で運気が上がるって本当？お墓参り4つの開運ポイントをご紹介

先祖供養をするさまざまな方法の中で、代表的なものにお墓参りがあります。

ところで、お墓参りをしたら、臨時収入があった、病気が治った、人間関係が良くなったという話を聞いたことはありませんか？

実際、お墓参りをすると本当に運気が上がるのか、もしそうなら何故なのか気になりますよね。

そこで今回は、お墓参りと運気が関係するとしたら、どうして運気がアップするのか、そしてお墓参りに行く時の知っておきたい開運ポイントについてご紹介していきます。

興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

お墓参りをすることの意味と役割

そもそもお墓にはどのような意味があり、お墓参りは何のために行くのでしょうか。

お墓は物理的に遺骨を埋葬する場所ですが、それ以上に精神的な役割があります。

一つはご先祖様のご冥福を祈り供養するための場であり、残された人々にとっても故人とのつながりを感じる心の拠り所といえます。

そして、仏壇のように毎日手を合わせるというより、お盆やお彼岸、命日などにお参りすることが多いため、非日常的で、より死と向きあう場所となります。

そんなお墓にお参りすることによって、先祖供養はもちろんのこと、先祖代々続く家族との絆を感じ、自分の命の尊さを再確認できるのではないでしょうか。

あなたが今ここに存在できているのは、今まで命を受け継いできたご先祖様がいるからですよね。

誰かひとりでも欠けていたり、別な人と結婚していたら、この世には存在してなかったことを考えると、途方もない確率で生まれてきたのです。

自分のルーツを大切にし、ご先祖様とのご縁、命の奇跡的な繋がりに感謝するという意味でも、お墓参りはとても深い意味を持っています。

お墓参りをすると運気が上がる本当の理由とは？

それではなぜ、お墓参りをすると運気が上がるのでしょうか？

先ほど説明したように、今の自分が存在するのは、命が受け継がれてきたおかげですね。

私達はあらゆるご縁で生まれ、ご縁の中で生かされています。

そんな見えない世界への敬意と感謝を感じることができ、ご先祖様を大切にできる人は、親を大切し、人を大切にできる人だと言えるでしょう。

そのような人は、人とのご縁だけではなく色々なご縁に恵まれるため、自然と良いことを呼び寄せ、結果的に運気を上げることになるのです。

また、感謝の心で物事をとらえられるようになると、今まで気づけなかった恩恵にも気づけるようになります。

そのおかげで、ますます良い運気を感じることができるのだと思います。

さらに、お墓参りをして、ご先祖様を尊ぶことは自分のルーツを大切にし、自分が今ここに存在していることを肯定することにもなります。

その積み重ねは、きっと開運に繋がるでしょう。

仏教では、先祖供養することが徳を積むことになり、自分たちだけではなくご先祖様もその恩恵を受けることができると考えられています。

運気アップ、開運など見返りを求めて先祖供養をするのは、あまり良いこととはいえないかもしれませんが、何よりも、お参りに来てくれたことをご先祖様は喜んでくれるはずです。

「お墓参り」知っておきたい4つの開運ポイント

それでは、お墓参りをすることで、よりご先祖様に喜んでいただける開運ポイントを4つに絞ってご紹介します。

地域や宗派によってマナーが異なる場合もありますが、基本的なことは同じです。

開運ポイント1.お墓参りのタイミングと心構え

基本的に、お墓参りの時期に決まりはありません。

ちなみに、定期的にお墓参りした方が良いとされる時期が、お盆、春と秋のお彼岸、年末やお正月、命日などですが、頻度についても特にルールはありませんので、自分のライフスタイルに合わせて調整しましょう。

供養したいという気持ちを大事に、ふと思い出した、報告がしたいなどお墓に行きたいと思う時が一番良いタイミングです。

ルールはありませんが、年に一度は必ず行くようにしたいものですね。

また、一般的に、お墓参りの時間は午前中が好ましいとされています。

また、出かけたついでや、近くに来たついでなどの「ついで参り」は良くないとされ、ご先祖様に対して失礼なことになると言われています。

お参りを優先し、特別に出向くという心構えが開運のポイントです。

ただし、遠方から出かける場合など午前中までに行くのが難しい時は、日が暮れないうちに行きましょう。

暗くなると、見通しが悪く危険ですし、墓石などの汚れが見えづらく、墓周りの掃除も丁寧に行うことが難しくなります。

開運ポイント2.お墓をピカピカに掃除する

掃除をする前に、お墓に向かって手を合わせてから敷地内に入ります。

まず、お墓の周りの雑草や落ち葉、ゴミなどを取り除き、花立の枯れたお花や香炉のお線香の燃えカスなどを捨てて水洗いしましょう。

墓石のまわりに敷いた玉砂利が汚れている場合は、水で洗ってから敷き直します。

必ず周辺の掃除から始めて、次に墓石のお手入れをしましょう。

開運ポイントは、ご先祖様の喜ぶ様子をイメージして丁寧に磨くことです。

墓石は、水を含んだスポンジや柔らかいタオルで水拭きし、傷つけないようにやさしく汚れを落としていきます。

新品のタオルを使うと、汚れが残っているとわかりやすいですし、掃除している自分も気持ちがいいのではないでしょうか。

刻まれた文字の中は歯ブラシなどを使いキレイにすることをおすすめします。

心を込めて掃除したあとは、水気が残ってしまうとコケが生えやすくなるので、しっかりと水分を拭き取ることが大切です。

お墓をキレイにしてご先祖様を敬う事によって、心まで清められます。

開運ポイント3.お供え物をご先祖様と分け合う

掃除が済んだら、墓前にはお花、お供え物、お線香を供え、水鉢と呼ばれるくぼみに水を入れます。

お花は菊が主流ですが、故人の好きだったお花でも問題ありません。

お供え物は故人が好きだった果物やお菓子、飲み物など、できれば半紙を敷いた上に供えましょう。

お線香は、束のままあげる場合と、数本ずつあげる場合がありますが、数本単位の場合は宗派や地域によって本数が異なります。

また、地域によってはロウソクを供えるところもありますが、最近はお墓に建てられた灯籠も装飾という意味合いが強くなっているようです。

お参りの後、お花とお線香以外の食べ物などのお供え物は、必ず持ち帰りましょう。

持ち帰ったお供えを、ご先祖様と分け合う気持ちで、ご家族の皆さんで召し上がることが開運ポイントとなります。

開運ポイント4.感謝と報告のみを伝える

準備が整ったら、故人とご縁の深い方から順番にお参りしましょう。

墓石に水をかけ、軽く目を閉じ正面に向かって合掌します。

水をかけることに関しては、「水を飲んでいただくという供養の気持ち」からかけるという考え方、「頭に水をかけるのは失礼にあたる」からかけないなどの考え方がありますが、どちらでも構いません。

大切なのは、形式にとらわれずに感謝の想いを伝えること。

その際に注意したいのは、ご先祖様には、お願いごとはしないということです。

先に恩恵を期待することなく、ご冥福を祈るとともに、日頃の感謝の気持ちと報告だけ伝えてくださいね。

何よりも、ご先祖様とのご縁や命の繋がりから今の自分があることに「おかげさま」という気持ちを持つことで運気が上がっていくでしょう。

お墓参りに行けない場合はどうすればいい？

お墓参りに行きたくても、遠方にあって時間もお金もかけるのが難しいという場合がありますよね。

出来るだけお墓参りに行く機会を作ることが大切ですが、そのような時は、ご自宅で合掌して感謝するという方法があります。

仏壇やお位牌がなくても大丈夫です。

毎日少しの時間でも手を合わせて、見守ってくれているご先祖様を想い、感謝の気持ちを忘れないということが大切です。

写真や遺品があれば飾って、ご先祖様と繋がる時間をつくりましょう。

いつでも、思い出した時に目を閉じて手を合わせ、心を込めて祈ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに私は昔、お墓がかなり遠方にあったため、お墓のある方角を向いて朝に手を合わせていました。

今は、グーグルマップでお墓を映して手を合わせる方もいらっしゃるとか。

これならスマホやパソコンがあれば、いつでも、どこでもお墓参りができるということで、現代らしい発想ですね。

また、お墓参りの代行サービスも利用できますが、感謝の気持ちで、できればご自身が手を合わせた方が、運気アップに繋がると思います。

まとめ

今回は、お墓参りに行くと運気が上がる理由、4つの開運ポイントなどについてお伝えしました。

最後に、まとめとして最後に振り返ってみましょう。

お墓参りをすることで、先祖供養はもちろんのこと、家族との絆を感じ、自分の命の尊さを再確認することができます。

先祖代々受け継いできた命やご縁に感謝する気持ちや、自分のルーツを大切にする想いが運気アップや開運に繋がるということですね。

もし、お墓参りに行けない場合は、ご自宅で簡単に飾ることができるふらなむの「ハートフルフラワー」を供えて、ご先祖様との繋がりを感じてみてくださいね。