先祖供養は必要?先祖供養しないとどうなるの?

先祖供養 必要1

「お墓が遠い」「自宅に仏壇がない」などの理由で、先祖供養の習慣を持たない方が増えています。

ですが、先祖供養はただ故人を思い、手を合わせるだけの時間ではありません。

先祖供養の意味や大切さ、供養しないとどうなるのかをくわしく知り、はじめるべきかどうか検討してみましょう。

目次

先祖供養する意味や目的

先祖供養には、本来もつ意味や目的があります。

しかし現在では、この意味を伝える人が減り、先祖供養という習慣が希薄になってしまいました。

先祖供養には主に2つの意味があります。

「ご先祖様へ感謝の気持ちを伝える」
「ご先祖様の冥福を祈る」

このようにご先祖様の幸せを願ったり、自分が生まれてきたことへ感謝したりする時間を通じて、命について考える時間が生まれるでしょう。

命とは限りあるもの。
命とはつないでいくもの。

ご先祖様への想いを心に浮かべる過程で、命の大切さに気付いたり、心が洗われたりといった体験につながります。

先祖供養はご先祖様を思うだけでなく、自分自身が心安らげる、癒される、受け止めてもらえる時間。

お参りの時間が大切にされてきた過去には、このような背景があったのです。

先祖供養しないとどうなるの?

先祖供養をする人としない人とでは、人生においてどのような違いが生じるのでしょうか?

それぞれについて、くわしくみてみましょう。

先祖供養は気持ちがプラスになる

先祖供養している方の多くが、心身ともに健康に過ごせている。

いつもご先祖様に見守ってもらっている気がする。

そんな嬉しい変化を感じていると言います。

もちろん、目に見えるものではありませんので、信じるか信じないかは人それぞれです。

しかし、ご先祖様を敬い、大切に思う時間を持てるやさしい心であれば、自然に良い人間関係が結ばれていったり、自信をもって仕事や勉強に打ち込めたりできる自分になっていくでしょう。

先祖供養しないとマイナスの連鎖に

先祖供養 必要1

先祖供養しなかった場合、このようなマイナスの連鎖が考えられます。

先祖供養しない

命のバトンをつないでくれた先祖へ、感謝の心を持てていない

生かされていることへの感謝を持てていない

何事にたいしても感謝の気持ちが持てない

人生がうまく回らなくなる

次に、先祖供養した場合のサイクルをみてみましょう。

先祖供養する

命のバトンを繋いでくれた先祖に対する感謝の心を生まれる

生かされていることへの感謝の気持ちが持てる

何事にたいしても感謝の気持ちが持てる

人生がうまく回る(ご先祖様から守られる)

「成功者は先祖供養を欠かさない」

とよく言われるように、先祖供養で感謝の気持ちを伝えているからこそ、大きな器の人間になれるのだと良く分かります。

事実、先祖をはじめすべての存在、できごとに感謝の気持ちを持つ成功者の方の多くが、

「運が良くなった」
「見えない存在に守られている」

日常の中でこう実感するそうです。

先祖供養しない弊害は他にもあります。

先祖供養していなくても、ついどこかで先祖のことが気になってしまう。
先祖供養はしなくても良い、という考えで、親せきや仕事の人間から疎外されてしまう。

といったマイナス現象が考えられます。

「先祖供養はしていない」という言葉は、「家族のことを大切に思っていない」そう言っているのと同じことです。

一人ひとり考え方は違いますが、先祖供養は必要ない、そう考えている場合も、軽々しく口にするのは避けた方が賢明です。

先祖供養していない場合、何かが起きた時に“先祖を供養していないこと”で自分を責めてしまう恐れもあります。

ケガをした時、病気になった時、受験がうまく行かない時、仕事や家庭でトラブルが起きた時。

さまざまな場面で、「先祖供養が足りなかったから」という思いが頭を過り、後悔してしまうかもしれません。

先祖供養後に、かならず手を合わせた人を守ってくれる、救ってくれるという保証はありません。

ですが、先祖供養していたからこそ、余計な不安や後悔を抱かずにすみます。

九死に一生を得た時、病気から快復できた時、仕事がうまく行った時。

幸せな場面の一つ一つで、ご先祖様が助けてくれたに違いない、そんな前向きな気持ちが芽生えるはずです。

安心して物事に打ち込むために、そして自分を愛するために、先祖供養という習慣を、取り入れてみてはいかがでしょうか。

先祖供養はいつはじめてもいい

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先祖供養を大切にしている人がいる一方で、先祖供養を意識したのは自分に子どもが生まれてから、自分が年齢を重ねてから、という人も少なくありません。

子どもが誕生することによって、また身近だった祖父母を亡くしたり、お墓を引き継いだりしたタイミングで、先祖供養の必要性をはっきり感じる場合もあるでしょう。

この時、「もっと早く先祖供養しておけばよかった」「これまで先祖供養に気持ちを向けなかった自分が情けない」といった感情がつい芽生えがちですが、先祖供養はいつからでもはじめられます。

思い立った瞬間が、先祖供養をはじめる最適なタイミングです。

これまでを責めるのではなく、先祖供養をしたいと思えた自分を褒めてあげましょう。

ご先祖様も目を細めて見守っていてくださるはずです。

先祖供養はお墓や仏壇がなくてもできる

先祖供養をこれからはじめたいけれど、近くにお墓がない、自宅に仏壇もない、という方が多いと思います。

「何かに手を合わせなければ」とつい考えてしまいがちですが、実はお墓や仏前以外でも先祖供養が可能です。

自宅にお香、お花、ローソクを用意すれば、いつでもご先祖様へ想いを届けられます。

安らぎを感じるお香の匂い、ご先祖様を思って飾る花、揺れるローソクの炎に、手を合わせる側も癒しを感じられるでしょう。

まとめ

今回は先祖供養の意味や大切さや、先祖供養している人としていない人では、心の内に大きな違いが生まれることについて解説させていただきました。

最後に大切なポイントを一緒に振り返ってみましょう。

<先祖供養する意味や目的>

・「ご先祖様へ感謝の気持ちを伝える」「ご先祖様の冥福を祈る」という主に2つの意味がある

・ご先祖様を思うだけでなく、自分自身が心安らげる、癒される、受け止めてもらえる時間となる

<先祖供養しなかった場合のマイナスの連鎖>

先祖供養しない

命のバトンをつないでくれた先祖へ、感謝の心を持てていない

生かされていることへの感謝を持てていない

何事にたいしても感謝の気持ちが持てない

人生がうまく回らなくなる

<先祖供養した場合のサイクル>

先祖供養する

命のバトンを繋いでくれた先祖に対する感謝の心を生まれる

生かされていることへの感謝の気持ちが持てる

何事にたいしても感謝の気持ちが持てる

人生がうまく回る(ご先祖様から守られる)

物事を前向きにとらえたい。
自信をもってチャレンジしたい。
自分や両親、子どもを守ってほしい。

という思いがある方は、ぜひ先祖供養をはじめてみてください。

先祖供養を習慣化すると、ご先祖様がいつも近くにいる気がする、困難があっても乗り越えられる気がする、といった力につながります。

先祖供養は墓前だけでなく、自宅でもできる儀式です。

住まいや暮らし方に適した方法で、手を合わせる習慣を取り入れてみましょう。

お花のお供えにはぜひ、ふらなむ の「ハートフルフラワー」をご利用くださいね。

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